お知らせ

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第11回 介護・医療連携推進会議 報告 

2018.04.25

 本日14:00~予定通り開催。以下は会議内容です。


 参加者 : 介護高齢福祉課、地域在宅介護支援センター、自治会
       在宅・介護連携支援センター・委託サービス事業所
       介護支援事業所、その他
                      計 14人
 
 議題 
   ① 定期巡回・随時対応型訪問介護看護の特徴の再確認
      
   ② 平成30年1月~4月までのサービス報告

   ③ 意見交換

   ④ その他


 ① 月間のサービス利用料が一定であり、24時間サービス提供 
    夜間、早朝、緊急、追加に関して、利用料の変更なしな事で、排泄感
    覚がある寝たきりの人の随時対応。

   ヘルパーの短時間訪問が可能
    服薬管理の為の、1日朝・夕・夜に10分の訪問サービスが実施可能。
    飲み忘れや、ヘルパーの訪問時間にまとめて服薬といった、負担の軽
    減。体調の維持がしやすい。

   在宅生活での課題の抽出
    退院直後など、以前は出来ていたことが、自宅に戻ったら出来なくな
    った事で困らないよう、ケアプラン固定出来ない環境の場合、頻繁に
    訪問することで、不安の解消と、課題への早期対処ができる。


 ② 介護度別利用者と同居家族の有無     
   介護1   2名    同居あり  1人 
   介護2   0名    同居なし  6人    
   介護3   2名    
   介護4   2名   ※ 要介護者同士の同居は「なし」表記です。
   介護5   0名        
   申請中   1名
    
  サービス提供が適切だったケース
   ・ 退院直後の上、日に日に体力の低下もあり、実際どれだけのサービ
     スが必要かの確認に、家族不在の時間帯にサービス提供したこと
     で、身体状況の低下状況をケアマネに随時報告、訪問看護・訪問入
     浴・福祉用具をプランへ配置が、適切に行えた。

   ・ 夫婦・親子にてサービス提供を実施。共用部分、家族間での関わり
     での課題に対して、柔軟に対応できた。

   ・ 季節、時間帯やその日の出来事などで、不安になりやすい方の随時
     訪問と、不安の理解が進んだ事で、自宅生活に落ち着きを持っても
     らえた。

   ・ サービスの委託事業所の協力により、天災などの地域が混乱してい
     る際(大雪)、迅速に対応が出来た。

   ・ 現在使用しているICTソフトにより、関係者のリアルタイムでの情
     報共有が進んでいる。
   

  課題について
   ・ ケアマネージャーのサービスの理解が進まず、施設同様のサービス
     実施を求められ、在宅生活との違いを上手く説明するのが難しい。

   ・ サービスの委託事業所では、委託された利用者の情報だけを専用ソ
     フトなどを使い情報共有しているため、毎日使用している認可事業
     所とは違い職員のソフト使用に対しての受入が困難な場合あった。

   ・ 退院直後などの訪問看護、終末期の医療保険の訪問看護など医療と
     の連携が上手く生かされず、医療処置が出来ないヘルパーの位置付
     けが不明確になり、有効なサービス実施が出来なかった。

   

 ③ 参加者からの意見
    ・ サービスの委託の有効性は理解できるものの、指定された事業所
      の責任が果たされているのか、不安である。委託先のサービスに
      対する考え方など共有できているか、しっかりとした取り組みを
      おこなっていない場合、有効性のみに目を向けて委託先を増やし
      ていくのは、問題が残ると思われる。基本は、定期巡回の指定を
      受けた事業所が、社内での人的補充や体制強化に取り組んでもら
      うことが、望ましいと思われる。
   
    ・ 柔軟に対応できるサービスは理解できるものの、通所サービスや
      福祉用具などの利用や、ケアプランで立てた短期・長期目標の変
      更には、サービス担当者会議は必須。慌ただしい現場は理解でき
      るものの、関係者の周知には必要であり、軽んじていないか不安
      である。また、ドクターとの連携も重要であり、ケアマネージャ
      ーを中心としたプラン作成をもう少し丁寧に扱ってほしい。
 
  
 ④  次回開催は10月予定です。



                              以上
 

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