本日14:00~予定通り開催。以下は会議内容です。
参加者 : 介護高齢福祉課、地域在宅介護支援センター、自治会
在宅・介護連携支援センター・委託サービス事業所
介護支援事業所、その他
計 14人
議題
① 定期巡回・随時対応型訪問介護看護の特徴の再確認
② 平成30年1月~4月までのサービス報告
③ 意見交換
④ その他
① 月間のサービス利用料が一定であり、24時間サービス提供
夜間、早朝、緊急、追加に関して、利用料の変更なしな事で、排泄感
覚がある寝たきりの人の随時対応。
ヘルパーの短時間訪問が可能
服薬管理の為の、1日朝・夕・夜に10分の訪問サービスが実施可能。
飲み忘れや、ヘルパーの訪問時間にまとめて服薬といった、負担の軽
減。体調の維持がしやすい。
在宅生活での課題の抽出
退院直後など、以前は出来ていたことが、自宅に戻ったら出来なくな
った事で困らないよう、ケアプラン固定出来ない環境の場合、頻繁に
訪問することで、不安の解消と、課題への早期対処ができる。
② 介護度別利用者と同居家族の有無
介護1 2名 同居あり 1人
介護2 0名 同居なし 6人
介護3 2名
介護4 2名 ※ 要介護者同士の同居は「なし」表記です。
介護5 0名
申請中 1名
サービス提供が適切だったケース
・ 退院直後の上、日に日に体力の低下もあり、実際どれだけのサービ
スが必要かの確認に、家族不在の時間帯にサービス提供したこと
で、身体状況の低下状況をケアマネに随時報告、訪問看護・訪問入
浴・福祉用具をプランへ配置が、適切に行えた。
・ 夫婦・親子にてサービス提供を実施。共用部分、家族間での関わり
での課題に対して、柔軟に対応できた。
・ 季節、時間帯やその日の出来事などで、不安になりやすい方の随時
訪問と、不安の理解が進んだ事で、自宅生活に落ち着きを持っても
らえた。
・ サービスの委託事業所の協力により、天災などの地域が混乱してい
る際(大雪)、迅速に対応が出来た。
・ 現在使用しているICTソフトにより、関係者のリアルタイムでの情
報共有が進んでいる。
課題について
・ ケアマネージャーのサービスの理解が進まず、施設同様のサービス
実施を求められ、在宅生活との違いを上手く説明するのが難しい。
・ サービスの委託事業所では、委託された利用者の情報だけを専用ソ
フトなどを使い情報共有しているため、毎日使用している認可事業
所とは違い職員のソフト使用に対しての受入が困難な場合あった。
・ 退院直後などの訪問看護、終末期の医療保険の訪問看護など医療と
の連携が上手く生かされず、医療処置が出来ないヘルパーの位置付
けが不明確になり、有効なサービス実施が出来なかった。
③ 参加者からの意見
・ サービスの委託の有効性は理解できるものの、指定された事業所
の責任が果たされているのか、不安である。委託先のサービスに
対する考え方など共有できているか、しっかりとした取り組みを
おこなっていない場合、有効性のみに目を向けて委託先を増やし
ていくのは、問題が残ると思われる。基本は、定期巡回の指定を
受けた事業所が、社内での人的補充や体制強化に取り組んでもら
うことが、望ましいと思われる。
・ 柔軟に対応できるサービスは理解できるものの、通所サービスや
福祉用具などの利用や、ケアプランで立てた短期・長期目標の変
更には、サービス担当者会議は必須。慌ただしい現場は理解でき
るものの、関係者の周知には必要であり、軽んじていないか不安
である。また、ドクターとの連携も重要であり、ケアマネージャ
ーを中心としたプラン作成をもう少し丁寧に扱ってほしい。
④ 次回開催は10月予定です。
以上